お知らせ

■豊橋市三本木町にある、弊社モデルハウスをお譲りします。
第一回の超長期住宅先導的モデル事業で建てた、高性能住宅です。
いつでも見学できますので、ご興味がございましたら、是非お声かけください。
詳細は、こちらのチラシをご確認ください。

宜しくお願いします。

2012年9月7日金曜日

パワーマックス 断熱材(湿気を遮らず、通り抜けさせるという考え方)

今回の物件では、断熱材にパワーマックスというポリエステル繊維系の断熱材を利用しています。

現在主流のグラスウールなどの繊維系断熱材は、
断熱材内部に湿気が入ると断熱性能が落ちてしまいます。
そのため、性能重視で丁寧に施工する場合は、
ビニールなどの防湿層を室内側に設け、
断熱材内部に湿気が入りにくい方法をとります。
もしくはボード状や吹付けタイプなどの発泡樹脂系の断熱材のように、
断熱材そのものが湿気を取り込みにくい物を使います。

弊社の物件でも、中心はそういった湿気を遮断する断熱方法です。

これに対し、今回採用したポリエステル系の断熱材は、
これらと全く正反対の湿気をほぼ素通りさせるという性質を持った物になります。
同様の考え方の断熱材には、ウール断熱材などもあります。
(ウールには、それ自身が湿気を無害な形で保持する吸湿効果もありますが、
ポリエステル100%のパワーマックスでは、それはありません。)

今回は、内装がログハウスのように無垢の木材をふんだんに利用した物です。
そのような仕上げは、昨今の高気密高断熱の乾燥気味の空間はあまり得意ではありません。
また、お施主様はあまりエアコンなどが好きではありませんので、
常に風通しを確保する暮らし方をされます。(と思います。(^^))

そのような諸条件を鑑みて(もちろん、コスト的な事も合わせて)、
断熱性能は確保しつつ、より自然な居住間になることを目指しました。
その結果、採用に至ったパワーマックスです。

3.11の震災後、断熱材が極端に不足した時期があり、従来のグラスウールのかわりに、
このポリエステル系断熱材がたくさん流通した事がありました。
しかし、外装の仕上げに、透湿抵抗の比較的大きな物を用いる場合は、
私としてはあまりおすすめできません。
内外装の仕上げとの相性を考慮せずに断熱材を選ぶのはいかがな物かと思います。


どんな条件にもベストの断熱材というのは存在しませんが、
今回の条件の中では最善の選択だと言えると思います。



 
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